教育の特徴
「知る」ことと「行う」ことの大切さ (知行合一)
行岡保健衛生学園では各学科とも入学後、早い段階から臨床実習を導入しています。
「実習」=「現場を体験する」ということは医療を学ぶ上でとても大切な要素です。
さらにそれを「早期に」体験することで、学びの経験値が飛躍的に伸長すると考えています。
「実習の前と後とでは学生の顔が全然違う」講師、学生問わず本学園でよく聞かれる言葉です。
教室での授業、教科書や先生から“学ぶ”ことはたくさんあります。土台をつくる大切な時間です。
そこに五感を伴う実習を加えると、学びに感情が伴い、刻印付けがなされます。刻印付けされたものを人は重く受け止め、より深く身につくのです。
感情が伴うこと、そこには良い感情、前向きな感情だけがあるのではありません。
続けていくことができない、難しい、といった消極的な感情、後ろ向きの気持ちも含まれていることでしょう。
しかし人生の貴重な時間を費やす学校という場において、その消極的な感情に早く気づくことができれば、それはその人にとってやり直すチャンスが早く来る、ということになります。
実習を早くから実施することには、一生懸命学ぼうとしている学生たちと医療やその現場とのミスマッチをできるかぎり小さくしたい、という思いも兼ねているのです。
当学園の創設者である行岡 忠雄博士は軍医でもありました。
整形外科医として現地に赴いている時、医師ではないのに骨と骨をうまく継ぎ合わせている人がいることを知ったのです。
そのことから、医療に携わるすべての人々の技術や知識を最大限に活用して治療にあたりたいという思いから、「協同」の理念を掲げ、本学園の礎となる大阪接骨学校を開設(1932年)しました。
この「協同」の理念は脈々と受け継がれ、当学園に息づいています。
また“行動(実習)を伴った知識”は、さらなる学びのステップとなることでしょう。
きめ細やかな指導と距離の近さ
少人数、クラス担任制などを設けている学校は少なくありません。目の届きやすい距離感、は本学園だけが実現しているものではありませんが、本学の講師と学生、学生同士の“近さ”は、長年培ってきた本学の大きな特長です。
高校を卒業したばかりの学生もいれば、大卒者や社会人経験のある学生も多くいます。
専門学校は限定された学びを追及する場です。
授業や実習に求められる成果は高くなり、そのことにしっかりと応えられる講師陣の存在が本物の距離の近さを生みだします。
全員が、同じ目標に向かい真摯に学びながら、さまざまな年代の人との学園生活を楽しんでいます。
ぜひオープンキャンパスなどで当学園の息吹を実感してみてください!